ユニットバスの定義とは?メリット・デメリットは?
浴室のリフォームを検討している方にとって、ユニットバスが魅力的な選択肢の1つとなっているのは間違いありません。
でも、具体的にどんな種類の浴室がユニットバスなのか知っていますか?
ユニットバスの特徴や、そのメリットやデメリットについても一緒にご紹介しましょう!
ユニットバスはどんなお風呂?
まずは、ユニットバスという定義について一緒に見ていきましょう。
ユニットバスとは、浴室の壁、床、天井、浴槽などがあらかじめセットでパーツで構成されており、施工現場で組み立てる浴室を指します。
つまり、ユニットバスは壁、床、天井、浴槽などが全て規格化されたパーツで造られており、ユニットバスからユニットバスへのリフォームはもちろん、自由な設計で作られた在来工法からユニットバスへのリフォームも可能で、いずれも分解したパーツを浴室へ搬入して組み立てます。
ユニットバスとシステムバスはほぼ同じようなものとされており、ユニットバスは浴槽のサイズや機能のオプションを選択できるため、システムバスとも呼ばれます。
ユニットバスにはどんな種類がある?
ユニットバスは、浴室と洗面台、そしてトイレが一体化した、3つのタイプに分かれます。それぞれの特徴をご紹介していきます。
・1点ユニットバス
1点ユニットバスは、浴室に浴槽と洗い場のみを備えたタイプです。
専門メーカーから多数販売されており、お手頃な価格帯も魅力的です。
・2点ユニットバス
2点ユニットバスは、浴室内に洗面台を備えたタイプです。
壁や床などが一体化された空間で、シャワーで簡単に洗い流すことができます。
掃除が簡単な点がメリットの一つです。
・3点ユニットバス
3点ユニットバスは、洗面台とトイレが備わったタイプで、ホテルや賃貸物件でもよく使用されます。
一つの空間で3つの機能が使えるため、掃除が効率的です。
ただし、誰かと一緒に使う場合や来客時には、トイレと浴槽が同じ空間にあることに注意が必要です。
ユニットバスのメリットとデメリットについて
ここでは、ユニットバスのメリットとデメリットを分析してみましょう。
ユニットバスのメリット
・手入れが容易
一体型のユニットバスは、継ぎ目に汚れが付きづらいため、掃除がしやすくて手入れが簡単です。
床材に水はけの良い素材を使うことで、さらに掃除が楽になります。
・優れた気密性
ユニットバスには、抜群の気密性があります。そのため、お湯の温度の低下を防ぎ、快適な温度を保てます。
・バリアフリーデザインで小さな子供やお年寄りでも使用可能
ユニットバスには段差のない脱衣場や洗い場、低めのバスタブ、滑りにくい床材など、バリアフリーの設計基準が適用されています。
そのため、身体の不自由な方でも利用しやすいデザインになっています。
・工期短縮
パーツを組み立てるだけのユニットバスは、ほかの浴室と比べて工期が短縮されることが多いです。
浴室を利用できないのは3~5日ほどで、短い期間で工事が完了します。
ユニットバスのデメリット
・設置スペースにあうサイズしか使えない
ユニットバスは、箱型の規格サイズが決まっており、設置スペースに収まるサイズでない場合、設置することができません。
梁の配置、屋根の傾斜、柱の位置などによって、設置ができない場合もあります。
そのような場合には、在来工法による浴室の設計やオーダーメイドのユニットバスを選ぶ必要があります。
・後から設備の追加ができない
ユニットバスでは、新しい設備を追加することができない場合があります。
既存の設備に余裕がなく、新しい設備を設置するためには、天井や壁の解体が必要になる場合があります。
また、パーツそのものが後付けできない場合もあるため、設備のリフォームをする場合には、早めの対策が必要です。
・特殊な形状には対応できない
ユニットバスは、特殊な形状の浴槽には対応していません。
檜の風呂や猫足バスタブなど、特殊な形状を望む場合でも、決まった製品の中から選ぶ必要があります。
まとめ
ユニットバスは、素晴らしい機能性を持っていますが、デザインの選択肢や設置スペースについては、限られた商品やサイズに制限されることがあります。
リノプロリフォームでは、リフォームに関する豊富な実績がある専門家たちがおり、ご相談にも迅速に対応いたします。
ユニットバスのリフォームをご検討されている場合は、お気軽にご連絡ください!
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