外壁・屋根塗装の現地調査ってどんなことをするの？
外壁・屋根塗装には、建物の形状や劣化状況などによって施工内容が異なるため、工事の前に必ず詳細な調査が必要です。
このため、事前調査や現地調査が欠かせません。
正しい診断を行い、適切な塗料を使用することが、家屋の耐久性を長期にわたって維持するための重要なポイントです。
リノプロリフォームが現地調査はなぜ重要なのか、その作業内容について詳細にご説明いたします。
現地調査とは
現地調査とは、建物の見積書を作成するために当該現場において、建物の大きさや形状、劣化の程度などを詳細に確認する業務です。
また、周辺環境や敷地の広さなども総合的に把握し、施工を円滑に進めるための情報収集も行います。
このような調査を行うには、一般的に30分から1時間程度が必要です。
費用については、業者によって異なりますが、通常の診断においては無料で実施されています。
ただし、雨漏りの場合は、特定箇所を確認するために有料の調査を実施することがあります。
現地調査ってどんなことをするの？
屋根の状況を確認
屋根に関しては、紫外線や雨水や強風の影響を受けやすく、
目視やドローンを使用してひび割れや破損、板金部のビスが正しく固定されているかなどを確認する必要があります。
特に瓦屋根の場合は、漆喰部分の状態も確認します。
なお、屋根材の種類によって異なるため、状況を適切に把握することが必要です。
外壁の状況を確認
本格的な外壁・屋根塗装を行う前には、まず視覚的な確認を行います。
この確認作業は、ひび割れ、浮き、破損などの問題箇所を特定することを目的としています。
もし外壁材がサイディングであれば、その反り具合やシーリングの劣化状況も確認します。
視覚的な確認だけでなく、チョーキング現象が発生していないかどうかを確認するために、手に白い粉がついていないかをチェックすることもできます。
また、鉄筋コンクリート造りのモルタルやタイル材の場合は、打診棒と呼ばれるハンマーを使って音を出して状態を確認します。
隣家や周辺の状況確認
近隣との距離や道の広さを考慮して、足場の設置が可能かどうかを確認し、足場の面積を計算いたします。
加えて、足場を組むためにトラックで資材を搬入する必要がありますので、
トラックが通行可能な道幅か、駐車可能なスペースがあるかどうかも確認いたします。
状況に応じて、道路使用許可や道路占用許可を取得することが必要となる場合もあります。
塗装面積を出すための測量
図面がある場合は、特別な測定器具を使用することにより塗装面積を求めます。
ただし、図面に記載されていない箇所は、実際に計測して正確な計算を行います。
一方、図面がない場合は、スケールやレーザー測定器等を利用して面積を測定します。
このような道具を用いることにより、正確な面積を算定できます。
現地調査って必要？
図面や坪数からおおよその面積を見積もることは可能ですが、
実際の面積や設備の劣化状況、立地条件などを判断するためには現地調査が必要です。
現地調査を行うことで正確な見積書を提供したり、
お客様のご希望に合わせた施工を行うことができます。
また、現地調査が不十分な場合、施工が開始されてから追加料金が発生する可能性や、間違った塗装方法を使用してしまう可能性があります。
適正な価格で施工を行うためにも、現地調査を丁寧かつ正確に行うことが重要です。
安心！安全！ドローンでの高所の現地調査
現在では、屋根や屋上を調査する業者が、ドローンを使用する手法を採用することが増加しています。
ドローンを使用することで、効率的かつ安全に屋根調査を行うことができます。
また、撮影した動画はタブレット端末で即座に確認できますので、お客様も状態を直ちに確認することが可能です。
しかしながら、業者の中には適切な飛行許可や機体登録を行っていない場合がありますので、確認が必要です。
また、ドローンが当たり前のように飛び交うような時代は、まだ来ていないのでないので、
住宅の上空を飛んでいると周辺住民が動揺して通報する可能性があります。
可能な限り事前に近隣住民にあいさつをすることをお勧めします。
まとめ
建物は個々に形や劣化の状況が異なるため、作業前に丁寧な事前調査や現地調査を行って状態を確認することが極めて重要であります。
さらに、建物だけでなく環境条件も熟知して、適正な見積もりを立て、そして工事がスムーズに進行するよう検討することも必要です。
現場調査も、外装塗装において不可欠な要件であるため、適切な方法での調査を行い、細心の注意を払うことが大切です。
リノプロリフォームでは、ドローンを使用した屋根・屋上・外壁調査を行っております。
飛行許可や機体の登録はバッチリ！ですのでご安心ください。
調査とお見積りは無料で実施しておりますので、お気軽にお問合せください。
